どうして毛穴は汚れるの?
毛穴の汚れは、主に毛穴から分泌される皮脂と外気から受けるほこりや
汗が混ざって、毛穴に詰まることで毛穴が目立つようになります。
毛穴の汚れが原因でも、ティーンエイジャーのころはさほど毛穴は目立ちません。
しかし、20代後半になってくると徐々に毛穴が目立ちはじめます。
その理由には、新陳代謝の低下とこれまでの汚れの蓄積が毛穴を押し広げ、
目立つようになってくるためです。
毛穴の汚れは、皮脂や汗だけでなく、20代になって化粧をするようになると、
化粧の残りが毛穴に詰まらせます。
毛穴の奥の汚れは目で確認できるものではないので、
しっかりとしたケアが必要になります。
また、10代の思春期のころから、ホルモンバランスや皮脂の分泌量などが
変化し始めるので、肌の状態が悪くなる場合もあります。
そのため、ニキビができやすく、さらに、スポーツなどで汗をかくので、
ますます毛穴の中に汚れがたまりやすい状態になります。
ニキビは、毛穴に詰まった汚れなどを栄養に、アクネ菌が繁殖し
ニキビとなって現れます。
ニキビのケアを間違えると、毛穴を広げることになります。
そして、元の大きさに戻らなくなり、毛穴が目立つようになります。
このような状態は、学生時代の頃までは、あまり気にならないかもしれませんが、
20代後半から徐々に気になりだし、気が付いた時には、
自分でケアを行うことができない場合もあります。
そして、30代、40代になってくると、広がった毛穴は皮膚のたるみにあわせて、
下に伸びた状態になるので涙型の毛穴になり、ますます目立つようになります。
顔の毛穴は毎日、紫外線や外気にさらされて、よい状態とはいえません。
顔の肌は常にむき出しの状態になっており、社会人になると化粧もするので、
毛穴には、どんどん汚れがたまっていくのです。