毛穴の黒ずみ その原因とは?
毛穴の黒ずみを見つけたときは、何とも憂うつな気分になるものです。
毎日、クレンジングを行い、洗顔を行っているのに、
毛穴が黒ずんでしまうのは、なぜなのでしょうか。
毛穴の黒ずみの原因は、皮脂成分と角質のターンオーバーが大きくかかわっているようです。
体や顔に存在する皮脂腺から皮脂が分泌され、肌の乾燥や外気からの刺激を守っています。
しかし、皮脂の分泌量が多いと、毛穴に残ります。
そして、徐々に毛穴の奥へ詰まっていきます。
そして、肌のターンオーバーと呼ばれる入れ替わりの周期は、およそ4週間周期で
新しい肌に入れ替わります。
しかし、ターンオーバーがうまく行われないと、肌に残り、毛穴や皮脂腺を詰まらせ、
毛穴にどんどん皮脂分が詰まっていきます。
このようなことが肌で起こっていると角栓となって毛穴を詰まらせます。
これが、毛穴の黒ずみの原因になっているのです。
毛穴に角栓ができてしまうと、通常の約4倍の皮脂が分泌されます。
すると、できてしまった角栓に皮脂分が蓄積されて、角栓がどんどん大きくなっていきます。
皮脂は、脂分を含んでいるので、酸化を進めます。
そして、発生した活性酸素がメラニン色素を分泌されて黒ずみになります。
ですから、毛穴に詰まった角栓が黒ずみとなって目立つようになります。
このような状態が見られるのは、10代や20代で比較的、脂性の肌の人がなりやすいようです。
そして、もうひとつの原因に、肌の乾燥によりたるみなどが目立ち、
肌のハリなどが低下したことによって、毛穴が広がり影ができてしまうことが
原因となって、毛穴の黒ずみのように見える状態です。
このような状態は、30代以降のドライ気味のお肌におこりやすいのです。
いずれの毛穴の黒ずみの原因も、正しいケアの方法を実践することで
予防や改善ができるでしょう。