コラーゲンで美肌と健康維持
美肌とコラーゲンは、とてもかかわりの強いものです。
美肌を目指すなら、コラーゲンの補給や摂取を行う必要があるでしょう。
美肌にコラーゲンというのはよく聞かれることですが、
どのような影響を与えているのでしょうか。
コラーゲンは、たんぱく質の一種で、表皮、真皮、皮下組織の複数の層で
成り立っている皮膚の真皮といわれる部分に存在していて、
網の目状になっています。
網の目の一つ一つに、ヒアルロン酸や水分などを抱え込むようにすることで、
肌の保水性を高めています。
また、皮膚の張りを維持するために欠かせないもので、
シワやタルミを防ぐ働きがあります。
コラーゲンが不足してしまうと保水力が落ちるので、よい状態を保つことが
美肌に欠かせないものといえるのです。
それから、コラーゲンは、美肌の要素のほかに、骨や腱、靭帯にも含まれており、
関節を滑らかに動かせるのも、コラーゲンの働きによるものです。
美肌に欠かせないコラーゲンは、20歳をピークに徐々に減少傾向になります。
また、40歳代になると、ピーク時の半分に減少してしまい、
体内でも生成されなくなるので、老化防止のためにも外部から補給する必要があります。
体内に存在するたんぱく質の約3割がコラーゲンで形成されています。
美肌に関することばかりでなく、血管の収縮を助ける作用や、
目の健康を維持する作用もあります。
このようなことから、体の健康にもコラーゲンは影響しているのです。
そして、肌に弾力性を感じるのは、コラーゲンの働きによるものです。
コラーゲンの摂取は、豚足や鶏肉、フカヒレなどがあげられますが、
ゼラチンの成分は、コラーゲンなので、フルーツゼリーなどを作って、
食べるのもよいでしょう。